森からはじまる saburokuya

森と向き合う。自分と向き合う。

勢い

バイオマス発電や合板など。

それらに向けられる木材をB材、C材、あるいはD材(いままで使われてこなかったような未利用林地残材)という。

A材とは、木材としての欠点が少なく、建築用材になるよう育てられた価格のもっとも高い材のことだ。こういった材が伸び悩んでいるのが、現在の林業の抱える問題のひとつかもしれない。

一方で、A材以外の木材の動きが活発だ。

理由は後々述べるが、その問題は多岐にわたる。この活発な材を主に取り扱う業者の勢いはすごい。今を好機と捉え動く社長たちの自信たっぷりな言動は、結果(利益)がでているからこそだろう。

正直な感想は、『悔しい!』

俺ならもっと出来る!

いや、もっと楽しく、未来しか感じられないような場をつくる。

そうより強く思ったここ数日間だった。

 

山歩き

いつものように一人調査で山歩き。

行き慣れない山はいまでも緊張する。

いや、いくら慣れてても2年も足を運ばなければ、山はまったく違う表情をみせるから、決して安堵なんかしていられない。

 

この季節、虫はいないし危ない昆虫やは虫類も少ないので、比較的安心して歩ける。

あたりもほとんど落葉してるから見通しもいい。(でも熊だけは気を付けないと)

 

もう間もなく雪景色。

季節が感じられ、飽きることのないこの仕事に自分は向いてるとあらためて思える今日この頃。

 


f:id:saburoku-norin:20191126161956j:image

社名が決まらない

社名をずっと考えているが、これっていう名がなかなか思い浮かばない。

こういうものはある日突然パッとひらめくものかもしれないが、

キーワードをいくつ並べてもしっくりこない。

 

決まらないものをいつまでも考えていても仕方ない。

動きながら考えることにしよう。

愛おしく

大学では土木工学を専攻していた。

東京で橋梁メーカーに就職したが間もなく退職し、ご縁があって青森に移住。林業の世界はそれからで、かれこれ10年経った。林業の「り」の字も知らないままこの世界に入ったのだが、専門書を読み漁ったり、自らチェンソーを持って山に入ったりして、少しばかりだが経験を積みながら林業を学んできたつもりだ。

 

現在森林組合では木材流通を主に担当している。

組合は、山主(組合員)の山林を預かり、代わりに間伐等の施業を実施することでその手数料を頂戴して、経営を成り立たせている(?)

したがって、山主さんとのやりとりのなかでは、山の仕事に境目などなく、もちろん植林もするし、間伐もする。

 

本業以外に毎年、自ら刈払機をもって、山主さんに代わって下刈をしている。

面積にすると約5ha。本業の合間にひとりでやるには少々大きい面積だが、

自分は面白くて仕方ない。

作業そのものは大変だけど、達成感というか、自分で育てた木々は愛おしく、

それがたとえ代行作業だとしても

その気持ちは同じだ。

 

問題が山積している林業界。

林業経営に関心のない山林所有者ばかりとされるが、

100年先の森は、最初の一歩がなければはじまらない。

今かかわる人が未来をつくる。

 

林業とは壮大な仕事なのだ。

思うがままに

思ったこと、感じたことをここに吐き出すことにした。
今までブログは何度か試みたことはあったけれど、続かなかった。

なんでだろう。
めんどくさくなったの一言に過ぎないが、
少なからず人に見られるというなかで、他者を気にし過ぎ、完璧なものを少しでも書こうと肩に指先に力がはいる。
だから疲れて飽きて続かない。
こんな感じだったのかな。

ホリエモンじゃないけど、目指すは完璧なものでない。
文章が上手いわけでもない。
下手なりに、思うがままに。


青森県は県南地方で林業に携わっている。
所属している団体は「森林組合」。
勤務して10年近くなる。

10年もやっていると、いろいろ感じることがある。
目指したいと思うことが明確に、そしてはっきりとしてきた。
それをやっている時が一番楽しいし、夢中になってる自分に気づけるようになってきた。

そこら辺をこのブログを介して吐き出していこうと思う。
夢中になれる時間を増やしたい。
だから、
目指すは来年度、開業!
たった一度の人生。時間を無駄にしたくない。
わくわくするような毎日を過ごすのだ!